水洗顔開始から2年+1ヶ月経過しました。
(肌断食は2年9ヶ月目です)
まだ、脂漏性皮膚炎完治とは言えませんが、2年1ヶ月後のお肌は比較的落ち着いています。
そういえば1年前ってどんなだったっけ??と不意に頭を過ったので、今回は1年前と比較しながら現在のお肌の状態を考察していきます。
1年前との比較
今から1年前というと、水洗顔は1年+1ヶ月経過、肌断食は1年9ヶ月経過。
改めて振り返ってみると、その頃はまだまだ完全水洗顔に慣れず、毎日四苦八苦していたみたい。
いや、慣れないどころか炎症無限ループに陥り回復も停滞していて、まったくといっていいほど「改善している」感覚が掴めず、試行錯誤。
ちょうど1年経過頃に洗顔方法を自分なりに変えたばかりのときで、日々恐る恐る、って感じでした。
洗顔方法は具体的には、
水洗顔1年目で変えたやり方
- 洗う水の温度を下げた。
- かゆみ対策として洗顔後は冷水で締める。
- 水洗顔を1日1回(夜)にした。
- 皮脂をティッシュオフすることにした。
以上の4つですが、下2つが1年を迎える直前で変更したやり方です。
そうか……あれから1年も続けてきたのねえ。
①水の温度を下げる(ぬるま水で洗う)
石けん類を使わずに顔を洗うことを続けていれば体感的に理解するようになるのですが、「水」だけでも充分すぎる脱脂力があることに気がつきます。
なので「水」と侮って念入りにすすいでしまうと、皮脂を取りすぎて肌が乾燥するので注意。
皮脂に関して言うと、水洗顔を続けていると肌が過剰に皮脂を出さなくなるので、継続2年間のうちに皮脂量がだいぶ減り、神経質に皮脂を洗い落とす必要がなくなったので、現在はすすぎも簡潔に終えて洗顔が楽になりました。
今は、顔を洗うのにお湯なんて使ったら大変なことになるだろうなぁ。
②かゆみ対策に冷水を使う
今でもかゆみがあるときには冷水を使うようにしていますが、正直なところ、「冷水をかけてかゆみを抑える」という対処法の効果は一時的、な気がします。
結局、かゆいときは何をしてもかゆい。
まぁ、それが気休めでもやらないよりは良いのかなー。
③水洗顔回数を1日1回にする
「炎症の治りが悪い」とか「肌の乾燥が気になる」という理由で強行したやり方。
当時は洗顔回数を減らしたことで、多少肌の乾燥が和らいだみたい。(炎症に対しては劇的に効果があるわけではなかったけれど)
「1日1回洗顔」への切り替え時期もまぁちょうどよかったと思います。
その後、洗顔回数に関しては特に問題もなく、現在に至るまでに「1日1回洗顔」が定着していきました。
④皮脂をティッシュオフする
洗顔回数を「1日1回」にとどめる代わりに、余剰分の皮脂をティッシュオフすることにしたというだけの話。
ティッシュオフを始めた頃は炎症期間が長く、回復にも時間がかかって常に炎症があるような状態だったので、昼間もこまめに皮脂をオフしていたけれど、今はさほど気にせずとも平気になりました。
脂浮きを放置しても急激に炎症が悪化し出すこともなくなったので、やっと肌の常在菌叢のバランスが整ってきたかな、と思います。
1年前は確実に「悪玉菌」優勢だったよなぁ…。
水洗顔1年経過の脂漏性皮膚炎はどんなだったか?振り返る
怖いくらい炎症出過ぎ。
まず炎症が治るまでが長いし、「炎症がない日」なんてほぼ無かったですね。
過去の経過を読んでみたけど、酷かった。
経過記録
水洗顔開始367日~397日(1年1ヶ月)の肌経過記録
水洗顔開始337日~366日(丸1年)の肌経過記録
1年後考察
水洗顔を1年継続して、顔の脂漏性皮膚炎と肌の状態はどうなったか?
あれから1年(現在)
ヒリヒリするような炎症が出てくるのは限られた期間だけ(※これについては日数を計測中)になりましたので、1年前と比べると着実に肌は成長していますね。
一時はどうなることかと思ったけど…。よかったです。
皮膚炎の対処法をまとめました。
水洗顔実践中に、治らない脂漏性皮膚炎の対処法としてやってみた方法【まとめ】
「失敗」もまとめましたので参考に。
【失敗まとめ】水洗顔実践中に、繰り返す脂漏性皮膚炎の対処に困り試行錯誤して失敗したこと
2年+1ヶ月後の肌状態
前月からの改善具合なので変化は乏しいですが、気づいたことを書き出してみました。
※すべて自分比です。
炎症が酷く悪化せずに済んだ
前月末に肌が広範囲にかぶれてきたのでどうなるか?と心配しましたが、今までと比べて腫れ方も痛みも軽く、今回は難なく沈下しました。
ただ、顔に出てきた炎症がすべて消えるまでにはちょっと時間がかかったものの…。
炎症サイクル中に酷く悪化しなくなったというのなら、それは大きな収穫です!
これで来月も顔が腫れ上がらなければ!(…なんて、そう上手くいくかしら)
顔の色むらが浮き出てきている(色むらが炎症化)
これは1年11ヶ月経過後からの変化で、「肌の色むらが炎症化したみたいにかぶれて角質化する」のが、今また再来してます。
この調子で脱皮を繰り返して、どんどん肌の色むら(広範囲の色素沈着)が薄くなっていくことを期待。
肌の乾燥の程度が和らぐ
体感的に肌が「乾燥しているな」というのはわかるのですが、皮脂量が少ない割に「粉吹き」などの症状は意外に出ないんだな、って。
これは…肌の保水力がアップしたのかしら?
とはいえ、最も皮脂の少ない部分(まぶた周辺など)が局所的に「毛羽立つ」こともあるんですが、顔全体としてよほど肌がつっぱる感じも無いので今の時期(冬)にしては上出来だと思う。
少ないですが、「2年+1ヶ月」の変化は以上です。
おわりに
1年前の酷い状態から更に1年経ち、回復が遅いなりにも状態は安定してきてひと安心です。
完治する日が来るまで、このまま経過を見守ります。