今回は「毛穴」問題です。
一度気にしだしてしまうと、きりがなくなる毛穴ですが…。
過去から今までを振り返り、毛穴が悪目立ちしてしまう原因を探ってみます。
※毛穴の不全角化という最大の原因から、書き直しました。
毛穴は「穴」だから
毛穴に角栓が詰まっていなくても、「穴」だから影で黒く見えてしまうそうです。
そうは言っても、個人差というものがあって、毛穴がまったく見えない美しい肌の人もいる。
この違いは一体、何だ?ということで、原因は以下。
毛穴が目立つ要因
- 毛穴の不全角化
毛穴の角質が不全角化となったがために、毛穴が「すり鉢状」になることが主な原因だそうです。
不全角化とは、ざっくり言うと「正常な角化が行われず、未熟な角質細胞が作られる状態」のことです。
更に、毛穴目立ちを助長する要因があります。
- 過剰な皮脂分泌
- 肌のたるみ
過剰な皮脂分泌
皮脂分泌については、不全角化に直結する要素です。
人は成長に従い皮脂分泌量も増えていきますが、「肌の乾燥」という要因が加わると更に皮脂が活発に出続けます。
肌の乾燥を防ぎ、上手く皮脂コントロールができていれば、毛穴が開き続けることもなく、毛穴が目立ちにくくなるはずです。
更に皮脂に加えて、以下の可能性も考慮。
肌のたるみ
肌がたるむと毛穴も一緒にたるみます。
「老化で肌がたるんだからだよ」と言われてしまうとどうしようもないですが、ある程度なら老化に対抗することは可能なので、努力するべし。
たとえば、顔面筋を鍛えるとか。
まずは、とっつきやすいものから
今回は、「皮脂分泌」について考えてみます。
洗顔料による影響は少なからずある
私の過去の事例から考えてみます。
今からだいぶ昔、私がまだ普通にお化粧もスキンケアもできる肌だった頃の話。
- 大人ニキビがゼロにならない
- 鼻筋の横の皮膚(下まぶたの下の皮膚)の毛穴がたるんで見える
- 毛穴の黒ずみが目立つ
- 保湿をしても肌の乾燥が気になる
という悩みがあったときに見つけた情報が、
「洗顔フォームやボディソープの使用はよくない」というものでした。
成分が純粋でない上に界面活性剤が多く含まれる洗顔フォームやボディソープではなく、固形の無添加石けん(石けん素地100%のもの)を使うのが良いと。
そこから無添加石けん生活が始まりました。
結果
- 鼻筋横の皮膚の毛穴のたるみがだいぶ改善
- 毛穴の角栓詰まりがどんどん排出されていく(モサ)
- 洗顔後は肌が突っ張るものの、肌の乾燥は和らぐ
- やはり大人ニキビはゼロにならない
劇的な変化はなかったものの、洗顔フォームを使っていたときの肌よりは改善したように見えました。
特に、毛穴の角栓詰まりが排出されていく様を見てびっくりしたのを覚えています。
モサが出続けた結果、唇の下の顎辺りの黒ずみは一番目立たなくなっていました。
ただ、一定期間モサが出続けた後は、残念ながら目に見える毛穴改善はなくなってしまいました。
この結果から考えると、当時の毛穴のたるみも加齢だけの問題ではなく、それまでに使用してきた様々な化粧品により肌が傷んだ結果、一時的な肌老化に陥ったことが主な原因ではないかと。
そこへ更に皮脂分泌が過剰となっていたことが、毛穴目立ちを後押ししたのでしょう。
実は石けん自体にも問題点が?
その後も石けん洗顔を継続しても、それ以上の変化は見られず、毛穴は健在。
石けん洗顔で多少の毛穴改善効果があった理由は、中止した洗顔フォームが、
- 石けんよりも遊離脂肪酸の含有量が多かった
- 余計な成分が多く配合されていた(→肌の乾燥の助長)
というだけであって、無添加石けんで毛穴を完全に撲滅するのは難しいと言える。
というのも、後になって、洗顔料や石けんに含まれる遊離脂肪酸が肌に刺激となる可能性があることが判明したからです。
今は肌断食と水洗顔なのですけど……毛穴はどう?
石けん洗顔を全面的に中止してから2年以上、水洗顔を続けることで、皮脂分泌がかなり減りました。
特に、油田(皮脂の脂溜まり)が消えたことが驚き。
水で洗う方が過度の乾燥を防げるため、結果的に皮脂分泌を抑えられるということですね。
それで肝心の毛穴についてですが、見た目だけで言うと毛穴の大きさはほとんど変化なしに見えます。
これはおおもとのビニール肌(不全角化状態)が改善されていない証拠ですね。
でも、皮脂分泌を適度な量に減らせるので、皮脂の酸化を最小限に抑えられると考えるなら毛穴の黒ずみ対策にはなります。
実際、毛穴が密集している部分に黒々とした毛穴は見当たらないです。
もうすこし、毛穴がなんとかならないものか?
肌断食も3年近く続けているんだから、もうすこし毛穴の変化がほしい。(欲張り)
そんなことを薄っすら考えていて、また新たな情報を見つけました。
まさか、市販ティッシュによる影響??
なんと、市販ティッシュの肌への使用により毛穴の開きに影響が出るとのこと。
これは市販ティッシュの製造過程で使われる化学薬品が残留して、それが弱い肌に対して刺激となり「肌の赤み」や「毛穴の開き」に繋がるのだということですが……。
真相は不明。
追記:無漂白ティッシュについての考察
後日、色々なことがありまして、改めて無漂白ティッシュについて考え、結論付けました。
「水道水の残留塩素が肌への刺激となる」ことを考慮するなら、ティッシュが製造される過程で、仮に漂白剤として塩素系漂白剤が使われているのだとしたら、
「市販ティッシュに残留している漂白剤が肌に刺激となる」という見方は間違いではないと考えられます。
無漂白ティッシュ実験開始
実際にはどれだけ影響があるのか真偽のほどがわからないので、実験開始です。
市販ティッシュの使用を避けて、どうなるか?
私の場合、鼻をかむ頻度よりも余剰の皮脂を吸い取るためにティッシュを使うことが多いので、どちらかというと鼻を避けた部分の肌に影響が出ているはず。
(※主に炎症がよく出る部分)
無漂白ティッシュの使用でさて、どうなるでしょうか。
おわりに
毛穴との闘いは続く。
もしも毛穴を気にして何か対策を始めるなら、過去の写真を残しておくと結果を比較できるので良いですよ。
私はそれに気付くのが遅かった…。