肌荒れや皮膚炎を治すには、何かを足すのではなく身の周りに潜む有害物質をマイナスする

顔面の皮膚炎と付き合い続けて2年5ヶ月以上。

原因や治療法を調べたり、「治した」という方々の経験を参考にしたり、自分なりにやり方を変えてみたりと色々ありました。

中でも、見落としがね。
振り返ってみると、多くの見落としがありましたので、自分って信用できないわーと真面目に思いました。(笑)

肌荒れや皮膚炎を改善するための第一段階は、

肌荒れをしたときにまず第一にすべきことは、
原因を確実に取り除くこと。

でも、自分では原因を排除したと思っていても、見落とす部分はそのまま残る。
私もそうですが、「思い込み」や「常識」フィルターを通して見ていると、そこに気付くことができません。

身の周りから「取り除くべき原因」項目一覧

改めて見直すべき項目を羅列すると、意外と多いもので。

  • 化粧品すべて
  • 石けん、洗顔料、ボディソープ
  • 基礎化粧品すべて
  • ボディ用基礎化粧品
  • ハンドクリーム、かかとクリーム
  • 汗拭きシート、ウエットティッシュ
  • 制汗剤
  • 香水、フレグランス
  • シャンプー、リンス、トリートメント
  • 整髪料
  • カラーリング剤、パーマ剤
  • 除光液
  • 歯磨き粉
  • うがい用に使うもの
  • 手洗い洗剤
  • 台所用洗剤
  • 洗濯用洗剤すべて
  • お風呂掃除用洗剤
  • トイレ用洗剤、除菌シート
  • アルコール除菌製剤
  • フローリング用掃除除菌シート
  • 空間除菌製品
  • 塩素消毒系洗剤
  • 水道水に含まれる塩素

そう、たくさんある…!( ゚д゚)
これをすべて「中止せよ」と言われても、いきなりは無理だし、これらを使うのが当たり前の生活を送ってきた以上、手放し難いものだと思います。
それは無理もないのだけれど…。

しかしここで、その製品が「何でできているのか」を見れば、手放し難いものも手放せるようになるはず。

大抵の化粧品や基礎化粧品、洗剤類には合成界面活性剤が含まれていたり、防腐剤が含まれている。
これらのものに直接的または間接的に触れ続けることで、肌の健康を害し(肌バリア機能低下)、いずれ皮膚炎を引き起こす可能性がある。

当たり前に使っている日用品のどれかが、肌荒れや皮膚炎の原因かもしれないのです。

安全は自ら選ぶしかなく

ブランドネームを基準に選ぶのではなく、消費者側が常に「安全なものを選ぶ」意識を持っていなければならない。

…などと言われずとも、肌が弱い人であれば当たり前のように安全を選んでいるし、本当に肌に悩んでいる人は「使っていない」ものですが。(^_^;)

肌荒れを治しているのは「誰」なのか?

肌荒れをすると、直感的に「何か不足を補わなきゃ!」と考えてしまうかもしれません。

でも、肌荒れを治しているのは、肌自身なのです。
だから、刺激となるような有害なものをマイナスするだけ肌が回復するのです。

肌荒れを治すために我々ができることは「マイナス作業」だけであって、肌荒れに効きそうな肌ケア用品を足すことも治療のための薬ですら必要なし。

足すより簡単なのに、それがなかなかできないんですよね。
私も最後まで見落として、ようやく洗剤を排除できたので、そこは大反省しました。
「自分の思い込み」ってたちが悪いです。(~_~;)
更にそのあと、ようやくお風呂場に浄水器をつけましたし。
遅かった……。

たかが洗剤、されど

肌や食器、衣類、空間(空気)に至るまで、残留するとマズイものは最初から使わなければ良いのです。

PRTR法というもので指定された有害化学物質が普通に日用品に使われています。

商品の宣伝文句も真に受けず、組成成分を確認!
「エコ」「赤ちゃんや敏感肌にも」「植物由来」「自然派」「環境に優しい」「生分解性が高い」、それは真か?を自らの目で確認するのです。
濃度が薄かろうと界面活性剤は界面活性剤でして。
それが安全だとは言い切れないはず。

今回のまとめ

肌荒れを改善するにはまず、今現在、自分や家族が使っているものがすべて安全なものなのかどうかを確認してからだ。


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