「苦手なことを1000回続ければ人生は変わる」書籍『ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力』→確かに汚肌は改善しました

個人的な話で恐縮なのですが、最近はよく本を読んでいます。

特に片付けや断捨離系の本を読むのが好きなので、余力があれば片付け系の本をチェックしているのですが。
片付け系の本は内容が似たり寄ったりになることも多々ある(言っていることは大体同じになるから)ので、評価は結構割れますよね。

でも今回、ちょっと違った視点のものを見つけて「おやっ?」と嬉しい発見を貰いました。

あ、でもこれ、「片付け」本じゃなくて「そうじ」の本でした。

『ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力』

(↑これは裏表紙。表はスポンジ)

『実を言うと、あなたが読んでいるこの本も、僕はできあがった原稿を抱っこしながら「本当にありがとう」と言いました(笑)。きっとあなたが読んでいるこの本にも、僕の感情が乗っかっていることでしょう。』

という著者の言う通り、この本を読んでみると、なんだかポジティブなパワーが感じ取れます。
文章からも温かさが伝わってくるから不思議です。

「そうじ」=「その人の内面が磨かれる」という話で、読むうちに億劫で面倒だと思っていたそうじがプラスのイメージに変わります。
というか、一気にプラスでしかなくなります。

「どのような気持ちを乗せてそうじをするか」、精神面による影響力についても書かれています。
日常生活で心に余裕がなくなったときに、つい、ないがしろになっていまう部分を本文中で思い知らされて深く反省できるので、
「自分、最近ちょっと調子乗ってるな」って思ったときに初心に戻るために読み返したい。

しかし何より、ちょいちょい本文に出てくる著者のご両親が本当に素晴らしかった。
もちろん、本の主旨はそこではないのだけど。

苦手なことを1000回続ければ人生は変わる

苦手なことを1000回続ければ人生は変わる

船越耕太氏著「ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力」より



自分の苦手を1000回。

著者が続けたトイレそうじを見習って、トイレそうじを極めてみたら人生変わるだろうか??
…と、考えたら、自分も1000回成し遂げていることがあることをふと思い出しました。
1000回というか、1000日ですけど。

大変恐縮ながら、私は水洗顔を1000日続けました。

だから何?っていう、別にすごいことでもなんでもないんですけど。
(そうじと比べたら全然……)

それで、水洗顔を「1000日続けて人生が変わったのか?」と問われるなら、「だいぶ変わりました」と答えます。

1000日前は顔がかぶれて腫れて痛くてかゆくて皮がボロボロに剥けて悲惨な状態だったことを考えれば、その1000日後の現在は明らか人生変わっています。

現在は顔がかぶれず腫れず痛みかゆみなく皮が剥けず、とても平穏な生活が送れるようになりました。
ありがたい!


他、本文中で印象的だった部分

  • 入り口よりも出口に気をつける

本の中盤に書かれています。

出口=生活排水にも気を配ること

民宿「わら」では汚れた水をなるべく出さないよう、そして、最終的には排水の水で金魚が棲めるくらいキレイになるよう、浄化槽をつけたり、自然に安全な石鹸由来の洗剤を使ったりして、山の下に住む人たちに迷惑をかけないための細心の注意を払っていました。
もし、お金さえ儲かればいい、自分たちさえよければいいという気持ちで経営していたら、安い合成洗剤を使い浄化槽もつけず、汚染水をそのまま垂れ流すでしょう。
しかし、それでは自分勝手な生き方をさらしているだけです。

船越耕太氏著「ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力」より



私も「合成洗剤の害」について気付くのが遅かったけれど、今は反省して合成洗剤は買わない&一切使わないで生活しています。

ナチュラルクリーニング(クエン酸、セスキ、酸素系漂白剤など)だけでどうにかなりますしね。


そのような家庭環境で育ったため、何事にも感謝ができる生活をしている人は、出口に気をつけているはずと思うようになったのです。
反対に、感謝が足りない人、つまり、わだかまりを抱えているときというのは、出口が汚れる。
まるでその心の様相をそのまま表すように、出口が詰まり、空気が重たくなってしまうことがわかったのです。

船越耕太氏著「ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力」より



出口が汚れる。詰まる。

皮膚は排泄機関で、つまり出口。
出口(=肌)が汚れる、詰まる(=吹き出物)……。
ハッ!やばい、
感謝不足かも…!!( ̄□ ̄;)

いかんいかん、
もっと、あらゆることに感謝の気持ちを示さないと…!(焦)

前々から「そうじを極めたい」願望はあった

そうじを極めたい願望があっても、「体調不良や体力的なこと」を理由に、今まで最低限のそうじしかしてこなかった。
そのことをまた反省。

今現在は積極的に体力作りに取り組んでいることだし、そうじも徐々に増やしていこうと思います。

心を込めて、磨く!
そしてすこしずつ、身の周りの空間を心地良いものに変えていきます!

追記:その後、ようやく「メンタルブロック」が外れました

記事作成から約ひと月。
遅くなりましたが、やっとのことでメンタルブロックを外すことができました!
(※メンタルブロックについては書籍をご参考に)

掃除の際は手荒れ予防のため必ずゴム手袋を着用していたのですが、あるとき、ゴム手袋をつけるのが面倒で、
そのまま素手でトイレの穴の奥に手を突っ込んで汚れを落としてみたところ、実に楽〜に掃除が終わって驚きました。

でも1番良かったのはそのあと。
素手でトイレ掃除を終えて、なんだか不思議なくらい気分爽快でした(笑)

素手で掃除すると、こんなに清々しい気分になるものなんですね〜。
初めて知りました。

余談:「物を無理に減らさなくても良い」という意見

人それぞれ「必要」「好き」という趣向は様々なので、私物の所有数は本人の納得いくように調節すれば良いと思う。

自分の場合は、「物が少ない」方が気持ちが落ち着く(逆に言うと「物が多い」と感じると不安になる)ので、必要数以上の物を持たないようにしたいと考えています。

特に、各地で頻発している災害などの被害を見ていると、家の中に物が多いことの弊害を頭に入れておかないといけないなと身に沁みて思うからです。
その意味でも、普段からモノに依存しない生活を送ることに強く惹かれます。

【汚肌改善】関連記事