毛髪は過去の栄養状態を表す指標。湯シャンを継続して綺麗な髪が生え揃わない理由は「身体の栄養状態が悪い」せい?

長年、自分の髪に悩みがあります。

  • 部分的な癖毛
  • 縮毛・捻転毛
  • まとまらない
  • ゴワつき
  • ツヤ不足

嗚呼、美髪だった昔が恋しい!
通年まるで箒みたいな髪なんてもう御免だ!

…といっても、湯シャンを3年以上継続したところで、思うように髪質が変わらないでいる現状。
それでつい、やきもきしてしまうのですが、ある書籍を読んでハッ( ゚д゚)としました。

今生えている髪は、過去のものだよ……。

髪は「過去の産物」

今あなたの頭皮に生えている髪の毛や今生え出そうとしている髪の毛・毛穴内部に育っている髪の毛は、すべて昨日までの頭皮の影響で育った過去のものです。
過去のものは変えることはできません。
(中略)
変えることができるのは、未来に生え替わってくる髪の毛です。
(p.16)

髪の毛は、毛穴内部で次に生え替わるために生まれて成熟している期間(約4ヶ月)の頭皮の栄養状態によって、どこまで育つか左右される性格があります。
そのためケアを始めて4〜6ヶ月くらいは、すべて今までの影響で育っている毛ばかりなので、ケアを始めた時からすぐ効果に繋がるなんてことはほとんどないものなのです。
(p.17)

山田佳弘氏著「髪は増える!」より



つまり、
頭皮の状態が正常だったかどうかは、過去に遡る必要があるし、現時点で生えている髪の質は半年くらい前の頭皮の状態が反映されている、ということになる。

それを知って、大事なことを思い出しました。


今から約9ヶ月前は、身体の栄養状態がすこぶる悪かったわ……。

(※体調不良→ダウンして3日断食した頃)

身体の栄養状態が悪い=頭髪の発毛に悪影響

今から9ヶ月前までの栄養状態が反映されていると考えれば、髪に元気がない理由にも納得がいく。
となれば、
「身体の栄養状態が改善され始めたのは、体調不良から数ヶ月後」だと考えると、
そこから逆算して、「今から半年前くらいに徐々に身体の栄養状態が良くなってきた」のだから、
 ↓
半年前(栄養状態が良い)に作られた新しい髪が、毛穴の内部で成熟。
 ↓
約2ヶ月前から、上記成熟した新しい髪が頭皮に出てきた。
 ↓
その新しい髪は現在「約2センチの長さ」となっている。


つまり。
現時点で2センチより長い髪は、過去の栄養状態が悪かったときの産物なので「汚髪なのは当たり前」だという話になる。

わあ、キビシイ。

これから生えてくる髪が「良好な栄養状態」かどうかを証明する

現在は、食事にも気を遣って(以前よりも動物性の食品を摂るようにした)きたので、身体の栄養状態は良いはず。

これから新しく生えてくる髪が「きれい」なのか「汚髪」なのか、どうなるか?
実際に、頭皮から3センチ以上は伸びてくれないことには判定が難しいので、今現在を始点と考えると自分の身体の栄養状態がわかるのは、早くて7ヶ月先となる。
(成熟期間4ヶ月+成長3ヶ月=7ヶ月)

やはり、だいぶ先のことになりますけど…。
結果を楽しみに待ちたいと思います。

と同時に、栄養不足にならないよう、気をつけないと…!

追記:2020年3月現在の髪

その後、
まっすぐで綺麗な髪が頭皮を埋め尽くした!\(^o^)/
…という、そんな夢のような現実にはなりませんでしたが(笑)、すこしずつ、直毛の髪が増え続けております。

いつの間にか増えていた前髪【髪の観察記録】

まだまだ、これからだ…!

書籍「髪は増える!」

髪を育てることについて「(一般的に)常識だ」と言われていることを覆す内容です。

「薄毛に悩んでいる」「以前と髪質が変わってしまった」「抜け毛が増えた気がする…」などなど、毛髪の悩みがある場合は、
この本を読んでみると、今まで自分が考えてもみなかった「新しい視点」から問題の解決法を探せるようになれるかも。

ただし、書籍のレビューを見ると意見は両極端に分かれます。
こういった指南書というのは、「情報の精査」を個人に委ねるので、情報を得て実践するもしないも本人の選択次第です。


情報を信用できないのであれば、もっと突き詰めて調べ上げれば良いのだし、自分で試すこともできるし、すべては自分の行動と責任にかかっています。

私の場合は、大きな壁にぶつかって自力で解決できない問題というものは、大概、「発想の転換」でどうとでもなる。
(それで急に解決したり、急に出来るようになっていたり)
あとは、良い結果が出ないものは、過去の自分のやり方が何かしら間違っていたということが多いです。

参考:顔面の皮膚炎を治したい→湯シャン開始

そもそも、湯シャンを始めたきっかけは、「顔面の酷い皮膚炎をどうしても治したい」という想いから。
皮膚炎改善を優先するために、顔面を水だけで洗うことに決めたので、顔にシャンプー液をかけるわけにいかなかったのです。
(シャンプー液に含まれる界面活性剤、他、添加物が皮膚に付着すると水だけでは完全に洗い落とせず、残留する→肌荒れループ)

しかし結局。

水洗顔&湯シャンを3年3ヶ月以上続けた現在もまだ、顔の皮膚炎は完治できていません。
徐々に皮膚炎は出にくくなってきましたけど、あとちょっとのところが、ねー。(^_^;)


参考:菌活のひとつ「ばんのう酵母くん」使用について

基礎化粧品類は使いませんが、菌活補助として顔の皮膚に「ばんのう酵母くん」を使用しています。

現時点で、頭皮にはYM菌を使用、おでこ生え際部分のみ酵母くんを使用しています。

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