水洗顔1年半経過。顔の脂漏性皮膚炎の具合と肌変化考察

水洗顔開始から1年+半年経過しました。

顔面の脂漏性皮膚炎を治すために完全水洗顔&肌断食を続けています。

今回も改めて、1年半後の回復具合を振り返ります。

1年半後の肌状態はどうなったのか?

やはり、炎症完治ならず

残念ながら、水洗顔1年半継続でも、脂漏性皮膚炎は治りませんでした。
考えてみれば、1年経過時点でも酷い状態だったのに、プラス半年経ったくらいじゃ完全に治ったりなんかしませんよね、そうですよね。
というわけで、続けて頑張ります。

1年半後の変化

※すべて自分比です。

炎症の悪化具合が軽減

炎症が出なくなることはないですが、炎症悪化時の皮膚の荒れ具合が軽減してきていると思います。皮膚のただれ方が浅いというか。
炎症の程度が軽度だと顔の腫れもヒリつきも弱いので助かります。
猛烈なヒリつきにのたうちまわらずに済むから。(笑)

炎症がない日がすこし増えた

これまでは必ず顔の一部に炎症が残っている状態だったので、ちゃんと判別できたのは1年4ヶ月を越えたあたりからです。
なので日数も安定しないし、確実に「××日間は炎症がなく過ごせる」とは言えないのが残念ですけども。

ただ、炎症がなくても色むらがあったりして肌の状態は万全じゃなかったりしますが、それでも炎症がなくて平穏に過ごせるのは大変ありがたい。
この1年と半年間で、顔が痛いとかかゆいとかが当たり前になりつつあるのでねぇ。

その他、肌質の変化

  • 肌のくすみが消える。
  • 皮膚の肉厚感が増した。
  • 肌が柔らかくなって手触りが良くなった(と思う)。

上記を簡単に解説しますと、

肌のくすみが消える

肌のくすみについては、割と初期から気付いていた変化です。
でも、肌(角質)が薄いから透けて見えるのかな?、とも思ったので、1年経過記事には追記しなかったのです。

…が、今も炎症が出ていなければ、肌に透明感があるように見える(※自分比)ので、「肌が薄い」という理由だけでそう見えるというわけでもなさそう。

目視での比較なので、鏡を毎日見ている本人にしか気付けない変化だと思いますが、感覚で言うと一段階トーンアップしたような肌色です。
ただ、午後になれば血色は変わっていくし、それこそ1日中透明感を維持できるわけではないですが、常に血色が悪く見えた頃に比べたらだいぶ良いかなと思うのです。
なので、「くすみが消え」ではなく「くすみが消え」と表現しています。完全ではないけど、という意味合いで。

皮膚の肉厚感が増した

主に額とこめかみ部分についてですが、皮膚が「潰れて薄くなってる感じ」が徐々に改善してきたように思います。
ただし、当然ながら健康肌と比べるとハリ感は不足してます。以前よりはマシになったかな、というくらい。

肌が柔らかくなった

水洗顔をする際に、すすぎで肌に触れたときの感触が変わったなぁ、という感想。手触りが良くなったと思います。
ただし、顔に炎症がある日がほとんどを占めるので、手触りの変化を実感できるのは炎症が出ていない部分もしくは奇跡的に肌の調子が良くなった数日程度。
あとの日は表面がゴワゴワしてたり腫れて凹凸してたりザラザラしてたりが多いです。


僅かながらの良い変化は以上です。
以下は1年プラス半年が経過した中で、ある「疑問」が解消された話です。

不安から生まれた「疑問」考察

「何か、やり方が間違ってるのかも…」

これは水洗顔開始初期から繰り返し考えていたことなのですが。
世の中には肌断食をして、更に洗顔料の使用を中止して水洗顔に切り替えても、脂漏性皮膚炎が悪化しない人だっているわけですよ。それで割とトラブルもなく美肌になれたという方もおられる。
比べて自分は酷い悪化を何度も繰り返すし、全然症状が良くならないし、むしろ悪くなってるんじゃない?ってくらい、散々な結果をお迎えしているのです。
だからなおさら不安になる。

「もしや、やり方を間違っているのでは…?」
あるいは
「基本の方法に何かプラスするべきことが別にあるのでは?」
とか。
究極的には「水洗顔という方法が悪いのか?」とも。


結論から言えば、何かが間違ってるわけでも欠けているわけでもなく、水洗顔が悪いわけでもない。
「やり方」については大雑把でも何でも良くて、ただ水で洗えば、それでいいんですよね。
あとは継続段階に応じてアレンジ(水温や洗顔回数など)するくらいで。

悲しい現実だが、すべては自分のお肌状態が悪いだけ。それだけ。

人と同じように続けても変化に差が出てしまうことも、単純に「肌が弱すぎる」状態なだけであって、ターンオーバーが上手く機能していないから未熟な角質ばかり作られて、あらゆる外的&内的刺激に弱くて、炎症が起きやすく、ダメージの回復に時間がかかっているというだけ。
冷静に考えればこれは当たり前っちゃ当たり前なんですけど…。


なので、この「やり方」云々については、考えるだけ無駄だったぁぁと、1年数ヶ月経ってからやっと理解しました。(遅い)
炎症が出ては「悪化→治る」を繰り返して、どこも改善していないように思えてしまうのも心配過剰なだけで、それなりに時間が経てば、ちゃんと改善されている部分があることに気付けるようになるはずです。
私は人一倍、改善が遅いみたいですが…。


たとえば、石けん洗顔をやめたら脂漏性皮膚炎を発症したとか、肌断食を始めたら脂漏性皮膚炎になったor吹き出物が増えたとか、そういうトラブルが起きた場合は、少なからず「肌が弱っている」状態であるという指標だと捉えれば良いと思います。
そこから何かしらの改善策が見つかるきっかけにもなりますし。

追記:プラスするべき方法はありました

このときは気付いてなかっただけで、水洗顔にプラスするべき方法はまだありました。


おわりに

最初は脂漏性皮膚炎完治を目指して始めたことでしたが、途中から炎症以外にも予想外の症状(吹き出物)が出てきて、本当踏んだり蹴ったりだな、って思います。
過去の行い(ケア)の悪さを更に反省した半年間でした。

これも長年ずっと思っていたことだけど、早く肌のことなんか微塵も気にせず生きたいよう。