(下段払いの図)
前回、
身体の歪み改善を目標に、「肋骨の歪み(湾曲)」を改善することを決めました。
理由は、記事タイトルの通り、
空手で体の軸がブレるから、身体の左右差をなくしたら体の軸がブレなくなるのではないか?と考えたからです。
(※もちろん仮説の域です)
もともと、肋骨に歪みがあることは気がかりでしたから、これを機に「本気で取り組もう」と決意した次第です。
肋骨の歪み(湾曲)を改善するには?
まず「肋骨の歪み」といっても、色んなパターンがあると思います。
肋骨の骨が内側に凹んでいるとか、肋骨全体が外側に広がっていて閉じていない、とか。
私の場合は、左肋骨の形状が歪んでおり、左腹に骨の出っ張りがある状態です。
この、「骨の出っ張り」をどうやって改善するか?というと、自分の腹筋を使い、肋骨の骨を上から押さえ込む。
肋骨の歪みを治す方法は、とにかく力技です。
肋骨の骨を上から押さえ込む方法としては、コルセットを使うのが簡単なのですけど、
コルセットを使っているときは肋骨を押さえられますが、コルセットを外してしまえばまた肋骨が広がってしまうという悪循環でした。
なので、だいぶ昔に、コルセットを使うことは諦めたんですよね。
ここはもう「力技(筋力)で骨を締める」しかないな、ということで。
ただ、今までは、力技で肋骨を押さえたくても腹筋の筋力がほとんど無くて、挫折して失敗してきたのですけども。(=_=;)
「肋骨の骨を上から押さえる」やり方
お腹に力を入れて、肋骨を押さえるイメージ。
更にそこから、お腹に力を入れたまま右方向へ身体をひねる。
すると、湾曲して広がっていた肋骨の骨が閉じる。
この動きを、日常生活の中に取り入れ「ながら筋トレ」として毎日継続。
1日中、常にお腹に力を入れて過ごすのです。
「筋トレをする時間を捻出」できないため、腹筋運動に充てる時間は最初から無し。
そんなやり方で効果があるの??
意外に思うかもしれませんが、「ながら」でやっても効果は出ます。
今現在、腹筋を使って肋骨を締めて、出っ張っている骨を半分程度引っ込められるようになりました。
「ながら筋トレ」という方法であれ、ほんのすこしでもお腹に筋肉を付けられるようになれば大成功。
一度筋肉が付いてしまえば、腹筋だけで骨を押さえられるようになります。
筋肉が付き始めると、勢いがつくようで筋肉の成長も早くなる。
続けるうちに楽々、お腹に力が入るようになっていくのが面白い。
続ければいつの間にか「できるようになる」みたいですね。
筋トレの弊害。最初のうちは筋肉痛が……
お腹に筋肉がほぼ無い状態からのスタートなので、それまで眠っていた筋肉を強引に叩き起こして酷使することになります。
するとやはり、筋肉痛になる。
筋肉痛は「筋繊維が壊れた」証拠でもあるので、きちんと筋肉が使われているという意味。
「ながら筋トレ」であれ、続ければ筋肉に充分効くことがわかりました。
それで最近は、ながら筋トレで腹筋を酷使したことと、空手練習で骨盤左右回転の練習をやりすぎたことで、脇腹から背中まで酷い筋肉痛になってしまいました。
あまりに痛くて寝返りが打てないほど!
いや、仰向けに寝ている姿勢自体が腹筋&背筋に負担をかけるらしく、仰向け寝の体勢でいることが辛かった……。
ここまでの筋肉痛は人生初です。
仰向け寝ができないほどだなんて、そんなこともあるんだな〜、と学んだ事件です。
良い経験でした。
身体の歪みを正したら、諸々の体調不良にも効果があるかも?
身体の歪みは心の歪み。
という謳い文句も聞きますし、身体に歪みがあるということは、その分、身体のどこかに負担がかかっていると言えるので、
「身体の歪み(負担)」を取り除いてあげることで身体が無理なく機能してくれるようになると考えられます。
そうなれば、原因不明で対処不能だった体調不良などもいずれ改善されるのかもしれない。
……という、妄想です。
体調不良の改善に繋がらなくとも、全身の血の巡りは改善されるでしょうから「身体の冷え」くらいなら治るんじゃないかと思うのですが…。
歪んだ肋骨を自力でどこまで正せるか?
今から真面目に取り組んで、何ヶ月くらいで達成できるものなのか、経過を観察していきます。
長年の悩みだった「肋骨の歪み」がなくなるなんて、夢のよう。
それもこれも空手を習い始めたからこそです。
本当、習うべくして習い始めたのだなぁと思います。
ありがたい。