今回は久々、乳酸菌培養液のお話。
これまで、幾度か乳酸菌培養液の作成を試みてきましたが、そのすべてが納得のいく仕上がりにはなりませんでした。
が、しかし。
まさに今日!いとも簡単に乳酸菌培養液が完成してしまったのです!
それも、完全に偶然。
あまりに驚いたので、ここに備忘録としてメモしておきます。
きっかけは、「味噌作り」
大豆を煮て塩と米麹を足して混ぜて、味噌を作っていました。
その過程で、大豆の煮汁(塩&米麹入り)が余ってしまったのです。
余った大豆の煮汁は、その日のうちに消費するつもりで飲んでみたものの、すべて飲み干すには量が多い。
仕方なく、消費しきれず余った分を翌日に回すことにしました。
そして、ひと晩経過。
翌朝、大豆の煮汁を飲んでみたところ………
酸っぱい!!!Σ(゚Д゚)
これ、まさしく「乳酸菌培養液」やないの!!(汗)
大豆の煮汁で乳酸菌液が完成するまで
- 大豆の煮汁+塩+米麹(玄米)
- 常温でひと晩放置
- →発酵
偶然です。
実は、味噌を作るのは3度目(※今年中に)だったのですが、前回までの大豆の煮汁は冷蔵庫保存していたのです。
なので、冷蔵保存した大豆の煮汁は、発酵するには適温ではないので乳酸発酵しなかったのでしょう。
(確かに、冷蔵保存した煮汁を翌日に飲んでも酸味はなかった)
大豆の煮汁で出来上がった乳酸菌液は大変おいしいです!
今まで「米ぬか」を使って乳酸菌液を作っていましたが、そこに加える材料の黒糖が悪かったのか、味はイマイチでした。
でも「大豆の煮汁」で偶然出来上がった乳酸菌液は、本当においしいのです!
酸味もきいて、良い感じ。
これなら、乳酸菌液のままで飲みやすい!
(大豆のダシがきいていますしね)
しかも、「ひと晩常温放置」で完成するのだから、恐ろしく時短でできます。
おいしい乳酸菌液を作りたかったら、この方法で良いのかも?
今回は本当に偶然の産物で、おいしい乳酸菌液が仕上がりましたが、
「乳酸菌飲料」として乳酸菌培養液を作りたかったら、大豆の煮汁を使えば良いのでは?
米ぬかで作るよりも、米麹を使えば発酵も早いのかも。
そもそも、この作り方って、実は周知の事実だったりとか……???
(自分が知らなかっただけで)
【おまけ】大豆の煮汁乳酸菌液を種菌にした豆乳ヨーグルトを作る
せっかくの乳酸菌液なので、豆乳ヨーグルトの種菌に使ってみることにしました。
仕上がりは後日、記事にまとめます。
追記:【実験結果】大豆の煮汁乳酸菌液を種菌にした豆乳ヨーグルト
翌日、難なく仕上がりました!
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