唇の皮が剥ける症状に対してリップクリームが有効かどうかを考える

唇の皮が剥ける。
しかも、分厚く成長した皮が……唇を覆っていてなかなか剥がれてくれない。
その分厚い皮が口を動かすときに邪魔。

これは実際に私が4月〜5月にかけて、悩まされていた症状です。
そのときに、「何でもいいから試してみよう」と思ってやってみた実験の結果から考察します。

リップクリームを使ってみた

これまでリップクリームもワセリンも使わずにきましたが、唇の状態があまりに酷い(見た目)ので、所持していたリップクリームを使ってみることにしました。

因みに今回は、実験に使用したリップクリームをおすすめする話ではないので、参考までに全成分のみを記載しておきます。

  • 全成分:アボカド油、ミツロウ、ホホバ種子油、アサ種子油、ビタミンE
  • 無香料タイプ


塗り方

  • 下唇のみ
  • 分厚い皮が覆っている状態で上から塗る


実験結果

どうなったか?というと、

リップクリームで唇表面を保護してみたところで、状態は何も変わらない。

本当に何も変わらなかった。

結果考察

使ったリップクリームに「ミツロウ」が含まれているので、分厚い皮を含め唇表面をがっちりコーティングすることになります。
(やや固まる)
それはつまり、「皮が自然に剥離すること」を妨げてしまう状態。

見た目だけで言えば、コーティングにより皮が反り返ることはないので落ち着いているようにも見えます。
だけど、皮が剥がれにくくなるということは、治りが遅くなるという意味。
なぜなら、本来、唇のターンオーバーは速いからです。

今回の実験で理解できました。

唇の皮はさっさと剥がれていく方が良い

「肌」との違いはそこです。
お肌ならそう頻繁に皮が剥がれては困りますが、その逆で唇は積極的に皮が剥がれた方が良い。
なので、唇の皮が剥けそうになっている段階(皮が浮いている状態)でリップクリームを使ってはいけない。

結論

唇の皮剥けに対しリップクリームは効果なし。

リップクリームは皮剥けがない状態のときに使用するもの。
あるいは、紫外線対策のために使う。
(リップクリームの役目は「保護」ですものね…)

おわりに

リップクリームを活用するには上手く使い分けることが大事なんですね…。
でも唇の皮が剥けなくなったら、使う必要はほとんどなくなると思うのだけど。