「どの洗濯洗剤が良いのか?」
と、あれこれ考えていたら、大事な見落としに気が付きました。
最近まで普通に合成洗剤使っていたじゃない…。
そりゃいかん!
というわけで、改めて洗剤を見直しました。
環境抜きにして洗剤を選べない
肌荒れが改善するように。
これから肌荒れしないように。
そんなふうに、自分を軸にして考えていると、外からの影響を見落としてしまうようです。
「洗剤」を使用することで、自ら環境を汚染し続け、回り回って汚染物質が体内に入り込んでくることを想像したら、「衣類への洗剤の残留性」を気にしている場合ではない。
結局、最後には自分に返ってきてしまう。
よく見かける洗剤成分
合成洗剤の成分の一例です。
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)
- アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)
- 高級アルコール系(陰イオン)
- 高級アルコール系(非イオン)
大抵の洗剤でよくお目にかかります。
しかも、高級アルコール系(非イオン)は、ポリオキシエチレンアルキルエーテルやアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムのことを総称して表示しているので、実際には何の成分を示しているのかわからず、いまいちピンとこないという場合もあるのでは?
対する、石けんの表記
石けんは脂肪酸系(陰イオン)で、成分中には純石けん分(脂肪酸ナトリウム)、純石けん分(脂肪酸カリウム)などと表記される。
本当の意味で「環境に優しい」とは、何なのだろう
今回、環境に優しい洗剤を調べたところ、正直、わけがわからなくなりました。
「環境に優しい」って、何なのだろう。
「エコ」という表現
植物由来だからエコ?
界面活性剤の濃度が薄いということから環境に優しい??
そういう単純なものなのか。
組成成分を見ると、結局のところ「合成洗剤」であることに変わりはないのがほとんどです。
本当のエコを目指すなら、表示成分をきちんと確認したほうが良さそう。
「植物由来」という表現
原材料の一部に植物由来成分を使用している。
植物由来の合成洗剤成分そのものが含まれている。
これらも組成成分を見ると、結局のところ「合成洗剤」であることに変わりはなかったりするので、表示成分をきちんと確認しよう。
合成洗剤の個別成分の勉強はやめました
洗剤成分について詳しく学ぶつもりでいましたが、各々成分の性質がどうとか覚えるよりも、最終的には合成洗剤を使わないことが大事かなと思いました。(^_^;)
今後はナチュラルクリーニング系の洗剤だけを使って衣類を洗濯しようと思います。
衣類に残留するとマズイものは最初から使わなければ良いだけのことでした。
石けん洗剤の他の選択肢は?
石けんは生分解されるので、環境のことを考えて選ぶなら石けんが1番楽です。お店でもすぐ手に入りますし。
(原料採取が環境破壊に繋がる問題は残るものの)
石けん以外の洗剤を使いたい場合はどうするか?
ということですが、調べれば選択肢はなくもないようで、「竹炭の洗剤」というものを見つけました。
竹炭の洗剤
- 全成分:水、竹炭、竹炭灰
- ミネラルを高濃度に含む(ケイ素・カリウム・その他微量ミネラルなど)
- ミネラル(―イオン)と汚れ(+イオン)が磁石のように引きつけ合う化学反応を利用して汚れを落とす
- ケイ素とカリウムは繊維に深く浸透する作用に優れ、汚れ落ちを高める
- 泡立たないのですすぎは1回
- 土壌汚染や下水汚染の心配はない
「うつみんの竹炭万能液」うつみんのセレクトショップより抜粋
組成成分もシンプルです。
竹炭の洗剤はいくつか製造元があり、代表的な通販ショップで手に入るようです。
ただ、レビューを見ると気になることもある。
「汚れ落ちに疑問」「におい問題」など。
その辺りは、実際に使ってみて工夫してみるしかなさそうです。(~_~;)
追記
後日、「竹炭の洗い水」を使ってみました。
追記:石けん洗濯にシフト
その後、
すっかり肌が安定してきたこともあり、石けん洗濯で問題なくなりました。
時間をかければどうにかなっていくようで。(^_^;)
(2020年4月1日時点)