肌断食に期待する効果と実際に得られる変化、考察(肌断食3年)

「理論上」の話と「現実」には差がある。

それは肌断食についても同様。

肌断食で実際にはどんな効果を得られるのか?
これも実践してみないとわからないことですが、実践してもわからないときもあります。
「理論上の話」と食い違うから。

今回は、私が思い描いた肌断食の「理想的な効果」と「実際」について考察します。

※もとの肌ダメージが相当酷い自分の意見なので、そこはご注意を。

肌断食は「石けんも使わない」ところまで

石けんを使うとせっかくの肌断食の効果が充分に得られなくなるので、基礎化粧品類だけを中止する肌断食よりも、石けん等の洗浄剤も全面中止する完全水洗顔の方が望ましい。

かくいう私も、石けんを中止したのは途中からだったのですが、今になって「考えが甘かったな」と思っています。

以下は、完全水洗顔という条件で考察します。

肌断食に期待している効果一覧

  • 皮脂分泌の正常化
  • 血行改善により肌のくすみが消える
  • 肌が自力で潤うようになる
  • 肌がハリを取り戻す
  • シワやたるみの改善
  • 肌のターンオーバー正常化
  • →結果、丈夫な角質が作られることで、乾燥他あらゆる刺激に強くなる
  • →結果、皮膚炎や吹き出物などの肌トラブルがなくなる
  • 皮膚常在菌がバランスよく育つ
  • 消えないクレーターが目立たなくなる

皮脂分泌の正常化

比較的、早い時期から肌に変化が現れる。
乾燥が原因で「皮脂を垂れ流し」状態になっている場合は、わかりやすいくらい皮脂分泌量が減っていきます。
結構、段階的変化だった気がします。

血行改善により肌のくすみが消える

比較的、早い時期から肌に変化が現れる。
肌に色むらや炎症がある場合は変化がわかりにくいかもしれませんが、肌の状態が落ち着いているときに鏡を見ると、顔色がワントーン明るく見えると思います。

肌が自力で潤うようになる

肌の潤いに関しては、外からの「保湿」という工程を省いても問題ないことは確か。
風呂上がり後に「顔が乾く」感覚も、肌表面の水分が気化したことによる一時的なものであり、じきに気にならなくなるので、肌自らが潤いを保持していると考えられる。

肌がハリを取り戻す

変化を実感できるのは肌ダメージの程度にもよる。
ダメージにより潰れた肌が、次第にふっくら持ち上がるのでハリは戻る。

シワやたるみの改善

乾燥が原因の小ジワ(表層部分)であれば、改善可能。
深く刻まれるシワは肌断食とは別次元の問題で、コラーゲン減少と顔面筋の低下が原因とみる。

たるみについても、表層的なたるみは改善可能。(ハリが戻ることに起因)
顔のパーツが分断するくらいの重度なたるみは肌断食とは別次元の問題で、顔面筋の低下が原因とみる。

肌のターンオーバー正常化

肌が正しくターンオーバーできていれば、未熟な角質細胞が作られることもなくなり、角質自体が丈夫なので肌のトラブルがなくなる。

ターンオーバーが正しく機能しているかどうかは、「肌トラブル」がなくなったかどうかで判断できる。
あるいは、肌トラブルの程度が軽度になったかどうか。
変化は肌ダメージの程度による。

皮膚常在菌がバランスよく育つ

ターンオーバー同様、肌トラブルがなくなったかどうかにより判断する。
肌ダメージの程度による。
ダメージが酷い場合は悪玉菌や日和見菌の増殖が盛んで常在菌バランスが整うまでに時間がかかる。

消えないクレーターが目立たなくなる

これは、無理かもしれない。
残念ながら肌断食3年(うち、水洗顔2年5ヶ月)では肌の不揃いな穴は消えてません。

ただし、
クレーターの穴は埋まらないけど、もとの潰れた肌が持ち上がるので、穴の段差に変化はあるかも。
改善は直接的ではなく、といったところ。


考察まとめ

「肌のクレーター」以外であれば、少なくとも何らかの変化がある。
項目ごと、変化を実感できる時期に差が出る。



あと、3年くらい大したことない。

スタートラインのダメージが大きいほど時間がかかるのはお約束。


おわりに

すべての項目で完璧な効果が得られていないので、今後も肌の変化を見ながら定期的に考察します。

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