今回は、肌の色むら問題について。
肌の色むらについては、肌断食を始めるだいぶ前から気になっていた肌の悩みでした。
過去を振り返ると、まだ普通に化粧ができた頃は、日焼け止め兼化粧下地で色むらを塗りつぶしてファンデーションを塗り、
更にチークの色味で誤魔化していましたね。
今となっては懐かしい思い出です。
顔に色むらができる原因
様々な原因が考えられるようです。
- 過度な摩擦で皮膚が薄くなったため、皮下組織が透けて見える。
- 化粧品等による刺激により皮膚が薄くなったため、皮下組織が透けて見える。
- 何らかの刺激により、皮膚に炎症が起きている。
- 何らかの刺激により、毛穴に慢性的な炎症が残っている。
- 肌荒れのダメージが皮膚に瘢痕として残っている。
大抵なら「透ける」か「炎症」パターンが多いのではないでしょうか。
瘢痕になるのは赤く腫れ上がる吹き出物など、肌に大きなダメージを与えた場合。
酷い肌荒れから回復した後の瘢痕は、皮膚表面が不揃いで肌本来のきめ細やかさが失われているので、「皮膚が薄い」こととはまた別物じゃないかと思う。
因みに私はすべての条件を持ち合わせている最悪なパターンです。
色むらを治すために
- 皮膚をこすらない
- 化粧品等による一切の刺激を避ける
- 瘢痕になるほどの酷い肌荒れを未然に防ぐ
根本的な解決方法は以上ですが、これだけだと「予防的」な意味合いが強い。
「既に定着している色むらを消す」ことを重要視するなら以下を追加。
- 薄くなった皮膚を厚くする
- 瘢痕自体を肌から消す
「瘢痕を消す」だなんて都合の良いことは不可能かもしれませんが、「薄くなった皮膚を厚くする」ことは可能だと思います。
そもそも「透けて見える」のですから、元のように「皮膚を厚く」しないことには色むら問題は解決しません。
「肌断食」だけで対処
基本的に、「皮膚が薄い状態=お肌のターンオーバーが乱れている」。
故に、皮膚を厚くするにはお肌のターンオーバーを整えることが大事で、そのために肌断食をして肌本来の自然治癒力を取り戻すのです。
ともあれ「化粧品による刺激を断つ」のなら、方法はこれしかない。
完璧に「刺激断ち」するなら石けんも使わないのがベスト。完全水洗顔で決まりです。
因みに私は「色むらを消す」目的で肌断食を始めたわけではないのですが、
結果的に色むら改善に繋がったので儲けたな、と思ってます。
(今は色むらを消したくて仕方ないです)
ただし、肌断食にも注意点があります。
肌断食を3年間続けた結果、色むらは?
前回記事にも書きましたが、
私の場合は肌断食開始から7ヶ月間は石けんを使っていたので効果は不充分だと思います。
でもまぁ、ぼちぼち、色むらは薄くなっています。
特に顔面の左側、頬一帯の色むらが縮小しました。
対する顔面右側はもとのダメージが酷く、瘢痕が多いので回復に時間がかかっているようですが、それでも色むらの色味が薄くなってきました。
最近はお肌の状態が落ち着き気味で、以前のような「色むらが炎症化」する変化も見られないので、
もっと大々的にターンオーバーして治してほしいのに!というのが本音です。
まぁ無茶なんだけど。
3年間では不充分だったけど
この結果を客観視するなら、とても満足できる結果とは言えないけれど、
「消えない」と思っていた色むらがここまで薄くなったので充分だと思います。
このままいけば、もっと目立たなくなるのではないか?と期待しています。
日常に潜む、あらゆる「刺激」の見直しも有効
「皮膚が薄い」こと以外の原因を探りたい場合には、「直接的・間接的に肌に触れるもの」を一度見直してみると良いかもしれません。
私は日常的に使っている洗剤などをすべて見直した末、更にある見落としに気が付きました。
現状、経過を観察中なので上の記事にはあまり詳しく書いていませんが、
今のところ順調に色むらが消えかけています。
まさかこんなに簡単なことだったとは……。
(ある意味、1番のショックです)
追記:その後、肌断食3年2ヶ月時点の記録
肌断食歴3年2ヶ月を越えて、
結構いいところまで色むらが消えかけています。
やはり、原因は「水」にあったようです。
おわりに
次は「水洗顔丸3年」でどこまで変化するか、ですね。あと7ヶ月後!
最初から石けんも中止すればよかったと悔やまれます。