クレンジング剤は弱いお肌に負担となる。
石けんも脱脂力が強過ぎて、弱い肌には刺激が強い…。
そんなお悩みをお持ちなら、いっそのことクレンジングも石けんも使わずに化粧を落としてしまいましょう!
え…??
「化粧って石けんを使わなくても落ちるの?」
という疑問の声に勝手にお答えして、
石けんを使わずに水だけで洗い落とすにあたり、事前に準備することをご説明します。
これで悩みは解決です!
使用中コスメアイテムを例に挙げると
私が使っているコスメを例に説明します。
- ミネラルファンデーション(プレス状)
- 石けんオフできるアイシャドウ
- お湯で落ちるフィルムマスカラ
現在使っているのは大抵、この3点。
アイシャドウはアイブロウと兼用です。
この他に、粉末状のミネラルチークも所持していますが、普段はマスク装着の頻度が高いのでほとんど出番がありません。
もちろん、ミネラルチークを付けていても水洗顔で洗い落とせます。
まずは使用アイテムの厳選が必須条件
上記のように、基本は「薄付き」で「がっつりメイクに向かない」アイテムを揃えています。
ここがポイント。
肌に密着するようなコスメを使った場合はクレンジングが必要となります。
なので、石けんを使わず落とすために必要な条件はこの2点。
- 薄付きのもの
- 油分を含まないもの(油分含有量の少ないもの)
商品の具体例はこちらを参考に。
化粧下地と日焼け止めクリームは使わないこと
「油分を含まない」条件を満たすためには、化粧下地と日焼け止めクリーム(乳液)の使用を避けます。
肌にパウダーファンデーションを塗るだけでも日焼け防止になりますので、日常生活を送る上では下地や日焼け止めがなくても大丈夫。
それでも「日焼け止めを使わないと肌が黒くなりやすいから」とか「やっぱり日焼けが心配だ」という場合には仕方ないので、そこは石けん洗顔でお願いします…。
アイシャドウのラメ配合量に注意
物によっては、かなり大粒のラメが入っていて「ギラギラ」輝いて大変美しいものもありますが…。
水洗顔だけで化粧を落とすなら、ラメが小さいものでラメ配合量が少ない方が良いです。
なぜかというと、ラメが肌に残りやすいから。
必ず薄化粧にする
基本は薄付きのミネラルファンデーションであっても、過度に厚塗りしてしまうと洗い落としにくくなることがあります。
というか、私はこれで過去に大失敗しました。
パウダーファンデーションは薄塗りで。
これで準備はOK!
以上の準備を終えれば、石けんを使わずに水だけで化粧を洗い落とすことが可能になります。
化粧を落とすときの注意点
注意したいのが、化粧を落とすことに「完璧」を求めてはいけないということ。
八割くらい落ちれば良いと考えておく。
完璧を求めると擦り洗いに繋がり、ゆくゆくはビニール肌になる恐れがあるので、気楽に気楽に。
実際の洗い方
使うのはぬるい水だけです。
フィルムマスカラは「お湯で落ちる」という謳い文句ですが、水でも流れ落ちる。
洗い方は、手で水を掬ってもいいけど、洗面器の水をかけ流すのが一番楽です。
水をかけ流しながら指で撫でるように洗う。
それだけで案外、化粧が落ちます。
アイシャドウが肌に残るけど…?
濃い色のアイシャドウを使うと、やはり肌に残りやすい。
肌を優しく撫でるようによくすすげば落ちるのですが、アイシャドウの色味が多少目尻に残っていたとしても気にしなくて大丈夫。
そのまま放置しても、そのうち古い角質と共に剥がれ落ちます。
私も結構、いい加減な洗い方をしているのでアイシャドウの色味が肌に残りますが、放置しても問題はなかったです。
「完璧に化粧を落とす」必要はなかったのだと、今になってようやく気付きました。
石けんを使わないで済むのは楽
この方法に慣れると、「化粧を落としている」感覚も薄れるので精神面でも楽になります。
時短になって肌の潤いも守れるし、一石二鳥。
(ただ、がっつり化粧がしたい場合には不向き)
また、石けんそのものの問題点もクリアできます。
きっかけ
私は顔に脂漏性皮膚炎をこじらせたことで、この方法に辿り着きました。
(ごく少数意見ですが探すと情報が見つかる)
肌がボロボロでどうしても石けんを使うわけにもいかず、化粧を諦めかけたのですが、まぁどうにかなるものですね。
肌断食中のスキンケアについて
クレンジングや石けんを使わない洗顔方法ということで、これもいわゆる「肌断食」となります。
私は長らく水洗顔を続けていますので、ご興味ありましたらこちらも参考にどうぞ。
おわりに
これで化粧落としにまつわるストレスがすこしでも軽減しますように。