肌荒れ(皮膚炎)改善に集中するため、洗濯洗剤選びに迷走中です。
洗濯に使っている液性石けん洗剤の代替に別の洗剤を探していたところ、「水で洗う」という方法が目に留まりました。
洗剤もアルカリ剤も一切使わないで洗う。なるほど。( ゚д゚)
というわけで、軽い気持ちで実験してみました。
何のために洗剤を使うんだっけ?
考えてみれば、
何のために洗剤を使うのか?…なんて、真剣に考えたことはなかった。
改めて考えてみて思い浮かぶのは、「衣類を洗剤で洗うのは当たり前だと思っていたから」、かなぁと。
自分の思い込み恐ろしい。(笑)
そこでまずは、衣類に残る汚れの種類から、洗剤を使う意図を並べてみました。
- 汗の汚れやにおいを落とす
- 皮脂汚れを落とす
- 皮膚の角質(垢)などを落とす
- 食べこぼしなど着色汚れを落とす
- 外から付着した化学物質を落とす
- 花粉やホコリなどを落とす
- 泥汚れを落とす
日常着であれば、上記で収まるでしょうか。
洗剤と水の役割
一般的な洗剤の作用としては、界面活性作用を利用して衣類の汚れを落としている。
界面活性剤とは「油と水を混ぜ合わせて汚れを落とす」働きのあるものであって、その性質から考えると、とくに「皮脂汚れや油汚れ」に有用である。
だとすると、油系以外の水溶性の汚れは洗濯のすすぎ(水)で落としていることになる。
衣類の洗濯については、汚れの大半は水で落ちるとの意見も見られます。
水すすぎだけの洗浄力は、水溶性の汚れと油系の汚れの程度に左右されるということでしょうか。
水だけで衣類を洗う
「洗剤を使用せず水で洗う」のは、実際どうなんだろう?というわけで、試しに水だけで洗濯してみました。
結果、
水だけで洗っても特に問題はないという感想です。
その前日までは洗剤(液体石けん)を使っていたわけですしね、その延長で、翌日に生乾き臭が付くこともなかったし、衣類の汚れが気になることもなく。
ただし、「毎日水だけで」となると、累積する汚れはありそうです。
どうあれ皮脂汚れは落ちにくいはずなので。
数回くらい水洗いでも大丈夫かな、というくらい。
因みに洗い上がり直後のにおいは、薄っすら塩素っぽい感じ。
これは水道水の塩素消毒のせいだろうか?
乾いた後は無臭というか、布地の匂いだけになります。
もちろん、乾いた衣類を着用しても肌には問題ありません。
水だけで洗濯【結論】
頑固な皮脂汚れがなければ、水だけで洗濯しても良さそう。
肌荒れが酷くなってしまい、あらゆる洗剤を避けたいときには、しばらくの間だけ水洗い(もしくはお湯洗い)で凌ぐのも手かな。
余談:ベビーマグちゃんという商品もありますし…
原理としては、高純度のマグネシウムを水の中に入れると、水素の気泡が発生し、アルカリ性の水素水が生成される。この水に高い洗浄力があるとのこと。
MAGCHAN SHOPより
この商品も「水」を利用して汚れを落とすスタンスであることを考えれば、「水」というのも意外と侮れないなと思う。
(マグちゃんを使ったことはないのですが…)
今回のまとめ
洗剤って、何のために使うんだっけ?
その疑問から始まる。