肌断食といえば、連想するのがワセリン。
「肌断食」でググって調べると「乾燥部位にほんの少量のワセリンを使用する」という使い方が一般的のようです。
肌断食から先に始めて数ヶ月後に水洗顔を開始した私も、今後必要になるだろうと思ってワセリンを用意していました。
しかし。
結局はワセリン使用を中止してしまったので、今回はその理由について記録しておきます。
塗ると皮膚炎の具合がよろしくなくなる
自力で皮膚炎(脂漏性皮膚炎)を治療中の身なので、なんとかして炎症を未然に防ぎたい。
そのために、ワセリンを塗って、角質層が脆くなっている皮膚表面を保護しておこうとしたのですが…。
なぜか、塗るとむしろ状態が悪くなることがあり、すぐに使用を中断しました。
おそらく、私の肌にはワセリンが合わなかったのだと思います。
乾燥している部位に塗ると、どうか?
局所的に使ってみてはどうだろう?と、乾燥している部分だけに使ってみることにしました。
その結果、
「乾燥していながらも炎症がある部位」にワセリンをつけてしまうと、逆にじくじくとしてあまりよろしくなかったかな、という感じ。
そうなると炎症部位を避けてワセリンをつければ良いではないかと考えたのですが、炎症が出ない乾燥部位に限って言えば、何もつけずそのまま放っておいても特に問題はなかったです。
よって、ワセリンの出番なし。
基本的に炎症部位につけられないのであれば、あえて使う機会もなくなります。
特に水洗顔開始初期の頃は炎症が出てない日がほぼなかったものだから、どうしようもない。(=_=;)
そして大概、炎症部位が乾燥しているという悪循環でして…。
結果、ワセリンは中止
今の肌状態に合わないなら仕方ないので、いくら乾燥しようと皮剥けしようとひたすら放置することに。
それに、いつしか、
「このまま何もつけずにいたらどうなるのだろう?(気になる!)」
→「その結果を知りたい」
などと考えるようになってしまったので、本人の好奇心のもとで実験的に続けています。(笑)
(私の悪い癖です)
そうして、ワセリンは使わずに肌断食は2年半以上、水洗顔は約2年近く経ちました。
どうにかここまできましたが、ここまでの道のり、まぁ散々な状態にはなりましたね。
それはワセリンだけの問題ではないと思いますけど。
(肌自体が崩壊状態だったから)
使えるかどうかは肌状態に左右される
どんなものでも、肌に「合う」or「合わない」は個人差がありますので、、ワセリンが肌に合うのなら取り入れて、未然に炎症化するのを防ぐ方法を取るのも良いと思います。
ワセリンを使用するほうが肌回復が早くなる可能性もありますから。
とはいえ、肌断食でワセリンを使わないとなると、洗顔後に顔が乾燥しても何も気に留める必要がない、という点では大変楽です。
ワセリン製品の形状について
衛生面でいうと、
ジャータイプのものよりも、チューブタイプの方が管理がしやすいと思います。
私はお安いジャータイプを選びましたが、出番がなくて勿体ないのでリップクリームの代用として使おうとして塗ってみたところ、唇が荒れたことがあります。(原因はおそらく、衛生上まずかったと思われる)
ワセリンも防腐剤が入っていないものを使うのでそこは注意が必要です。
なぜ唇に使いたかったかというと、
【唇の悩み】剥脱性口唇炎が治りませぬ!改めて原因を考察してみる
こういう理由もありまして…。
ただし、チューブタイプだと夏場は「溶けやすい」、冬は中身のワセリンが固くなって「絞り出しにくい」、というデメリットもあるようです。
追記:足裏ケアのために米ぬか油「ブラン-ドリップ」を使い始めました
事情あって足裏ケアを開始。
よくよく考えて、どうせ使うなら天然素材のものが良いかなと。
ワセリンは石油製剤ですし。