あと数日経てば、水洗顔を始めて2年4ヶ月です。
今も汚肌なのは変わりないけれど、顔に炎症が出にくくなっただけで毎日が快適で仕方ないです。
お肌が暴走しないなんて素晴らしい…!
それならば今、無洗顔をやったらどうなるんだろう?案外いけそうじゃない?
とふと思い立ったので、思い切って実験してみました。
今回はその実験結果報告です。
実験内容、条件など
万が一があると怖いので平日は避けて、休日を利用して実験してみることに。
内容は、「無洗顔」という実験なので、私の場合は夜1回の水洗顔をパスするだけ。
ということは、水洗顔時に顔の皮膚がふやけて浮いてくる角質を手動で除去することもできません。
1日、角質を肌の上に積み上げることになります。
この方法はこれまで何度も挫折してきたけど……大丈夫かしら?
結果、どうなったか?
翌日の朝、しばらく経つと、
少し、かぶれました。
やっぱりね。
だいぶ肌が大人しくなったけど、まだ完全な肌環境には整っていないということね。
【結論】無洗顔は無理でした。
無洗顔後、翌日の肌状態
かぶれたのは顔面中央部分で、
- 鼻筋横から顎まで
- ぽつぽつと赤み
- かぶれ方が浅い
- かぶれ表面が脂でじくじく
- ちょっとむず痒い
- 顔の側面(頬)は無事だった
かぶれ範囲を見ても、やはりビニール肌の部分が弱いんだな、というのがわかります。
とりあえずここから炎症が広がっても困るので、慌てて水で顔を洗いました。
朝に顔を洗うなんて久しぶりだなぁと思いつつ…。
そしてタオルドライ後、顔から水分が完全に気化した頃にはかゆみが引いてました。
ちょっと拍子抜け。
その日1日経過を観察しましたが、かぶれた部分に多少赤みが残り、皮脂分泌の影響でかゆみが出たけど、炎症悪化はしませんでした。
そこから数日の様子
さすがに1日そこらで状態が回復することはなかった。
けれど、炎症悪化することはなく日に日にすこしずつ治っていく感じです。
- かぶれ範囲は広がらず、かぶれ方は浅いまま
- よほど赤くならない
- かぶれ表面のじくじく感が減っていく
- 顔のむず痒さが続く
- 顔の左側の法令線辺りまでのかぶれが最も長引いた
実験してわかったこと
以前のような悪化がなかったことから、考察。
- 完全ではないが肌のバリア機能が回復した。
- 以前より肌の治癒力が上がった。
- 皮膚常在菌がちゃんと育っている。
- 以前に比べ皮脂量が適度に減り、日和見菌の増殖が少ない。
- 自前の皮脂は酸化すると害になる(皮脂分解物である遊離脂肪酸の酸化)。
今もなお、自分の皮脂でかぶれるけれど、そのかぶれの程度が重症から軽症に治まるまでに肌が強くなったようです。
それと、完全に1日1回水洗顔に肌が慣れたみたい。
逆に言うと、必ず1日1回は顔を水で洗い流さなければ、酸化した皮脂が刺激になってしまうということか。
肌の「回復しようとする力」はすごい
期待通りの肌状態、とまではいかなかったけれど、自分の傷んだ肌には充分な結果です。
私は結構酷い肌状態から水洗顔を始めたので、今の状態になるまでにものすごく時間がかかりました。
冗談抜きに「肌の回復」ってものすごく遅いのだけど、ただ放っておくだけで肌はターンオーバーにより傷を治し、薄くなった角質を元のように厚く強くするために地道に代謝し続けるみたいです。
お肌ってすごい。
今回の実験の意義
どれだけ肌が厚くなったかを確認するには、手っ取り早いテストです。
でも、もしも悪い結果に転びそうになったときには、取り返しがつかなくなる前に早めに引き上げるのが良さそう。
肌がかぶれ始めたのを鏡で見て焦った焦った…。(~_~;)
追記:その後の無洗顔
その後、再び無洗顔をして成功しました。
(※このとき水洗顔歴2年半です)
更に追記:たびたび無洗顔
諸事情により、水洗顔歴4年を迎えてすぐに無洗顔を実行することに。
このときは成功してるのですが、数日後には肌の調子が傾きました。
そこから考察するに、無洗顔の失敗を避けるには、「食事を抜く(断食)」ことが必須のようです。
(※あくまで自分の場合に限る)