水洗顔を2年以上続けると、顔の皮脂分泌量が落ち着くと同時に、皮脂の質感が変わって、肌のベタつきがだいぶ軽減します。
小鼻の横などに余剰の皮脂が溜まって「油溜まり(油田)」ができることもなくなり、サラサラな肌状態へと限りなく近付く。
ただし。
通年、肌のベタつきがなく過ごせるのか?というと、そう都合良くはいかず、サラサラ肌でいられるのは涼しい時期&寒い時期。
秋冬と、春先までの限られた時期だけのようです。
汗ばむ陽気の5月〜9月頃までは、気候と汗の影響もあってか、肌のベタつきが再来するみたいですよ。(=_=;)
非常に残念な事実です。(笑)
季節によりビニール肌部分は皮脂が浮く
昨年(2018年)の今頃はマスクにより顔が蒸れて→かぶれていたこともあり、顔の皮脂浮きを気にして、余剰の皮脂をティッシュオフしていたと思います。(確か)
しかし、今年2019年5月はマスクを装着しても顔がかぶれることはなくなりましたので、肌の皮脂浮きはそのまま放置していることが多いのですが。
でも、よくよく見ると。
「なんだか顔面の皮脂量が増えたような?」気が…。
冬の時期と比較して明らか、肌の一部が脂っぽくなっているように見えます。
目の周りやフェイスラインや頰など、もともと乾燥しやすい部分はサラサラ肌ですが、Tゾーンはちょっとベタつきがある。
というか、私の場合、Tゾーンはビニール肌なので、尚のこと皮脂の量が多く観測できるのだと思います。
(※今の時期のベタつきの程度は昔と比べたらだいぶマシになりましたが)
夏場は皮脂でテカり、逆に冬場は皮脂不足で乾燥する……ビニール肌って本当に面倒くさい。(笑)
夏の皮脂テカリもビニール肌さえ改善できれば…!
顔のビニール肌部分が皮脂でテカっていようと気にせず、皮脂をそのまま放置しても肌はかぶれないから何も問題はないのですけど、できれば1日中サラサラ肌でいたいというのが理想です。
顔面中央部分のビニール肌が改善すれば、夏場の皮脂テカリもなくなるはず。
つまり、夏の皮脂テカリが目視で観測できなくなったとき、「ビニール肌完全撲滅」が判定できるということに。
うーん、、来年の夏……。
あと1年くらいで判定できれば良いのですがー、難しそう。
実際、冬の間だけでもサラサラ肌でいられるようになっただけ良しと思いたいですけどね。(^_^;)
2019年6月時点での皮脂分泌【考察】
水洗顔を開始してから現在まで約3年半、自分の肌の経過を観察したところ、
徐々に皮脂分泌量が減り、皮脂の質が変わった(ベタつき度が軽減)ように思っていたのですが、実際には皮脂分泌量そのものは大して変わらず、本当は、皮膚に棲みついた皮膚常在菌による影響を受けた結果であるのかも?と考えました。
「皮脂の量が多い」という体感的な感想の正体は、肌に有益な皮膚常在菌数が少ないせいで、本来なら皮脂分泌後すぐに分解されるべき皮脂が、有益菌に分解されず肌表面に多量に残留した結果が「皮脂でベタベタ」状態だということもあるのかもしれません。
「皮脂分泌量は一定だ」という説をどこかで見聞きしたような覚えも(朧気ですが)ありますし…。
…とすれば、5月からのベタつき発生の話とは矛盾してしまうし、必ずしも「肌がベタつく=有益菌数が少ない」とは言い切れないのも事実。
それでも大概のことは、肌に有益な皮膚常在菌が多数いてくれれば、余程おおごとにはなりません。
腸内細菌しかり、肌に関しても菌とうまく共生していく方法を模索し続けなければいけないなと思います。