【ビニール肌の憂鬱】汗が枯れる秋。角質層が薄いから肌が潤いを保てず乾燥ループ

8月が過ぎ去り。
気温が下がり風が涼しく、肌表面がカピッとする……。
ああ、めっきり秋めいてきた!
…と思っていましたが。

また気温が上がってすこし暑さが戻ったりして、そのおかげで肌が持ちこたえてくれているようです。
ギリギリセーフ。

そんなふうに、日ごと気温が上がったり下がったりしてくれるうちは顔に炎症が出てこないかもしれない。
というわけで、重症ビニール肌持ちの自分はちょっとホッとしてます…。(´Д`;)

「顔に汗をかく」、それだけで充分なのだ

長年水洗顔を続けてきて体感的に学んだことは、「顔に汗をかければ、炎症が出てくることはない」ということでした。
(※厳密に言うと汗の他に、皮膚常在菌や皮脂の質も炎症発現に影響してきます)

なので、炎症を出したくないのなら、顔から汗を出す!
顔が汗だくになるくらい発汗体質になることを目指すのです。
それが本当に炎症予防に貢献するのですから、やるべきことは単純でした。

ただ。

仮に「発汗体質」になれたとしても、「顔が汗だく」になるくらい汗を出すって、意外と難しいんですよ。
予想以上に顔って汗が出にくい……。
なのでそこだけが苦労する部分です。
顔が汗だくになれるまで、ひたすら汗活を続けるしかありません。

私はどうしたか?というと、汗活として「風呂の浴槽に浸かって汗を出す(お湯はすこし熱めにする)」「風呂後に運動する(10分程度)」という方法を取りましたが、これらを普通にやっていても顔だけはまったく汗をかけなかったので、強行手段として「顔にビニール袋を被って」やってみることにしました。
被せたビニール袋の中で顔が蒸されて自動的に汗が出る、という寸法です。
かなり無茶な方法ではありますが、これで顔から汗が出やすくなったと思います。

注意点としては、「口付近に呼吸口として穴を開けておく」こと。
当然ですがビニール袋に穴を開けないと、下手すると窒息する恐れがあります。
それから、必ずコップ1杯の水(ごく少量の塩分入り)を補給してからビニール袋を被ること。
運動時は息が上がって結構汗をかくので、脱水症状を起こさないようにするためです。
以上、ビニール袋汗活は危険と隣り合わせなのでおすすめしませんが完全自己責任で。

角質層が薄いから保湿成分が出せない

夏場は汗という最強の武器に頼りきりだった我がビニール肌。
秋が来ても案の定、自前の潤い成分すら出さないまま肌を乾燥させていました。
いや、時期的にもう汗が出ないんだから、潤い成分を出せよ!
と叱りたいところですが、その肝心の潤い成分を出せない(枯渇状態)くらいに薄〜〜い角質層ですから、無理は言えません。
(潤い成分が出せたとしても、角質層が脆いので保持できない)

あとは、唯一の頼み、皮脂の出番待ちです。
気温低下→肌が乾くことで、肌センサーが刺激されて「潤い不足」に早急に対処してくれるようになることを期待。
その場合、皮脂分泌量が増えるだけだと予想はつきますが。(=_=;)
角質層が未熟なうちは仕方ない。

通年、汗をかけたら良いのに…。という幻想

気温が下がっても、自転車を一生懸命に漕ぐと体温が上がって汗をかくのですが、風が涼しいから顔の汗なんて速攻乾いてしまうのですよね。
だから顔ってね、本当に厄介です。
どんなに寒くても顔に汗がかける方法があれば良いのですが…。
いや、
真冬に顔面汗だくなんて逆に恐いですかね。

今回のまとめ

薄くなった角質層(ビニール肌)であっても、汗をかけば肌が潤う。
乾燥肌(保湿成分不足)なら、とにかく顔から汗をかこう。


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