肌の改善経過は人それぞれ違う。同じ経過は辿らない(それがビニール肌)

人それぞれ、
症状が違えば、改善過程だって異なります。


私が水洗顔を始めるときに、最初に参考にした複数のブログやネット上の書き込み、その後も別のブログなどをたくさん読み漁りましたが、
結局、そのうちのどれとも同じ経過とはならず、異なる経過を辿ってきました。
本当、どれひとつとしても似ない。
そもそも、「2年くらいで顔の炎症が落ち着く」はずのところ(※先輩方の経過)から私は大幅オーバーしてる現状ですし。(^_^;)

症状が違えば、体質だって違う、身体の治癒能力だって違う。
それが「肌のこと」であれ、「人とは違う」ことを最初に理解しておかないと、もしも何かで行き詰まってしまったときに、行く先を見失うことにもなりかねないなと思いました。

「同じ」はない

仮に、誰かと同じ経過を辿るなら、前例通りで自分にとってはラッキーです。
前例通りにこなせば確実に治ることが約束されている。
その安心感は計り知れないです。

でも実際には、経過にも改善結果にも細かな違いがあることがほとんど。
皮が剥けた・剥けない、痛い・痛くない、赤くなる・赤くならない、すぐ消える・消えない、傷が残る・残らない、完治・未完治、……など、症状や状態の組み合わせは無限にある。
出てくる症状が重かったり、治癒能力自体が低ければ、その分、症状が出ている期間は長引くだろうし、「治りにくさ」は当然ある。
そこで人と違うことを嘆く必要なんてなく。
ただ真摯に、そして何より最優先する意気込みで自分の症状と向き合うだけで、状況は変わっていくものです。

注目点

症状が出ている状態を「異常事態」だと捉えるのか、それとも症状そのものを「身体が治している過程」なのだと捉えるのか、そこでも道が分かれていきます。
なんでもいいから症状を抑えることが目的なのか、そもそも症状が出なくなる状態を目的とするのか、その部分も影響する。

実は「症状」に注目するのは見せかけであって、本質は別のところにあるということを意識する必要があるのです。
目の前の症状に驚いたり困惑して意識が散漫になるのは仕方のないことだけど、見るものが違えば、結果が異なるのも当然で、自分の意識をどこに向けるかで結果が変わってきます。

視野

誰しも安心材料がほしいと思うもので、自ら進んで前例や多数決を選択しがち。
それでうまくいくなら、それでいい。
仮に、
うまくいかなかった場合のことは、想定しているでしょうか?

その方法だけに委ねていいものか?
他の選択肢は?
責任を自分以外のものにすり替えていないか?
本当の目的からズレてきていないか?

…と、広く色んなことを、色んな角度から検証して事前によく考える必要がありましたが、私は結構すっ飛ばして今に至ります。(^_^;)
ひとりでじたばたしながら人とは違う経過を辿ってやっと改善してきましたが、今思うと、あのときにもっとよく考えていたら気づけたことだってあっただろうし、見方を変えていれば理解できたこともあっただろうし、
つまり自分自身にも問題があり「見ようとしなければ見えないものなんだ」というのがよくわかりました。

究極的に、
どんなものでも自分で考え検証してみることが必要になる、ということでして。
曲げようのない統計データも、人の意見も経験談も奇跡も、規格外の例外でもなんでも。
決して同じはないという前提で考えて。

修行の身です

私もまだ道半ばで、未だにたくさんの見落としがあるのは当然だと考えてます。
これから学ぶべきことは、これまで以上にたくさんある。
それなりに年数積み重ねたからこそ理解できたし、ようやく言えることだし、自分が何もやっていなければ経験として語れないし、
水洗顔5年生になれたからこそです。

それを踏まえて、自分自身も気をつけようと思うことは、

その場しのぎと本物を区別する

どんなに焦っても、その場限りの「楽なもの」には飛びつかない。
反対に、「あとから楽になる」ものなら試す価値はある。
「見せかけ上」と「根本」とはまったく別物だから。

「うまくいった」という方法は半分聞き流すくらいでいく

うまくいくか・うまくいかないかは、人それぞれなので、100%の期待をしてはいけない。
うまくいったらラッキー、というくらい気楽に。
「なんでも最初はうまくいかない」ものだと考えて、やり方を丸々コピーするのではなく自分なりにアレンジする前提で挑むほうが良い。

真実は見つけられなくてもヒントなら無数に転がっている

どんなに探しても「正しい」方法は見つからないし、真実はわからない。
でも、真実に気づくためのヒントは、案外、自分の身近なところに隠れていたりする。
誰でもうっかり、大事なことを見落とすものです。
まずは自分の「思い込み」を白紙にすることから。

結論をまとめると、

以上、まとまりなく色々言いましたが、結局のところ何を言いたかったかというと、

複数の素因によって結果がもたらされるものであり、
すべての素因が他人と一致することはなく、
自ら原因を洗い出し、原因全部を解決する必要がある。
そして、結果は保証されていない。


原則、ヒトのやることは常に間違っているのだから。

今回のまとめ

大概は、前例通りにはいかないものだ。


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