サラサラ肌vs吸い付く肌。「肌荒れしない肌」の条件は?

肌の質が変わってくると、素肌表面の触感「肌の手触り」も顕著に変わっていきます。
そして、肌の触感というものは、見た目だけではわからない部分の判断にもなる。
たとえば、

ガサガサしていたら乾燥気味、
ザラザラしていたら代謝(排泄)途中、
フニャフニャしていたら張り不足、
ベタベタしていたら皮脂過多(=乾燥)、
サラサラしていたら肌良好、

…といった具合に。

で、気になるのは、肌荒れしなくなる肌はどんな手触りなのか?というところですが、
それはおそらく「サラサラな肌」で間違いないんじゃないかと思います。
よく言われる、「手の平に吸い付くような肌」ではなくて。

肌の手触りが何を示す?

過去を振り返ればその昔、
化粧水やオイルなどを肌に塗ったくっていた頃は、「吸い付くような肌」でいることを良しと考えて、化粧水などを使い込んでいた記憶があります。
だから肌は大概、ペタペタしている状態。
化粧水に含まれるグリセリンや粘性のある成分、化粧オイルの油分を肌に乗せるので、感触がペタペタするのです。
だから、その上にファンデーションなどでお化粧を重ねようとしても、当たり前ですが粉がヨレる……。(´Д`;)
その不便さも容認していたのだから、当時はよほど盲目的でした。(笑)

そして、現在。

肌断食と水洗顔を続けていくうちに、肌は保水機能を取り戻して潤う…のかと思いきや、どんどんサラサラになっていく。
カラカラに枯れた感じではないけど、しっとり潤い!という感じでもなく、やっぱり、サラサラ。
水分のない乾いた感じのサラサラ肌です。

では、
サラサラ肌になることの意味、とは?
色々考えてみたところ、今になって、ようやくわかったことがあります。

肌はむしろ「弾く」のが仕事だ

皮膚は排泄器官です。

それがどうした?というと、皮膚からは「いかなるものも吸収させてはいけない」摂理があり、そのために皮膚は、あらゆる物質を弾き返す仕事をしている。
あらゆる物質とは、空気中に漂うホコリであるとか、花粉であるとか、何かの化学物質とか、ヒトの身体にとって不必要なものなら何でも。
それらを弾き返すのが目的ですから、そもそも、皮膚表面には万物を付着させてしまうわけにはいかないのです。

あらゆる物質を寄せ付けない。
あらゆる物質を付着させない。
そうすると、皮膚表面は「弾く」性質を持たなくてはならず、反対に言えば「万物を吸着する」ようなペタペタな肌ではダメ、ということに。
肌がペタペタして、ホコリや花粉の粒子や化学物質を吸着させていったら、どうなるのか?
そこで防御反応が過剰に働けば、付着物質を異物とみなして拒絶反応(炎症)が起きることにも……。

肌のバリア機能としては肌の潤いという要素が重要視される、そのおかげで、「どれだけ保水するか」ばかりに目が行って、素肌表面の状態にまで気にかけることはなかなかないのでは?
根本的に、皮膚の外から内側へ補うことは不可能なのですから、そこをよく理解して、皮膚全体としての働きを見てあげないといけないなぁと思いました。

自分の肌に必要かどうかは自分で考える

肌がペタペタするよりサラサラのほうが具合が良さそうだ、とはいえ、
人それぞれ肌質は違いますから、「自分はこれがいい」と思うやり方でケアするのが良いですよ。
統計的に見たときに、中には万人に合う方法もあるでしょうけど、「肌質は人それぞれ」を前提とするなら、自分だけに適した方法を模索していくのが最善の道となる。
どんな肌の手触りが良いと思うかも、人それぞれ感覚が違います。
肌に関しては、他人の感覚を頼りにする必要はありません。(^_^;)
自分の肌なんだから、自分の感覚だけですべて決める。

ご存知の通り、私の肌に化粧水類は一切、必要なくなりましたが、あくまでイチ個人の肌に限った話ですし、単純に「楽がしたい」が勝った結果でもあります。
ずぼらー強し。(笑)

いずれティッシュオフも卒業したい

というわけで、
更なるサラサラ肌を目指して、今後も肌を放置し続けます!
現状、皮脂でベタベタ気味になる部位(主にビニール肌部分)がありますので、そのベタベタ肌部分が完全になくなるまでが目標。
つまりビニール肌部分が消えるまで、ですね。

肌をティッシュオフしなくて済むようになりたい!\(^o^)/

今回のまとめ

肌表面の手触りにも意味がある。


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