ビニール肌のお悩みです。
私も只今、絶賛奮闘中です。
そこでビニール肌の悩みについて、これからシリーズ化して記事を作っていこうと思います。
今回は、ビニール肌を早く治したいのだけど、効く薬が存在しないことについてのお話。
ビニール肌は万病のもとなので、要注意
ビニール肌はあらゆる肌荒れを引き起こす要因にもなるため、見た目だけでなく、結構深刻な肌状態です。
しかも、一度、ビニール肌になってしまったが最後、治すのに相当の時間、長〜い年月がかかります。
2年そこそこでは余裕で治りません。
(※重症度にもよる)
なので、まず大事なことは、「ビニール肌にならないこと」が第一。
そのためには、お肌をむやみにピーリングしたり、石けんでゴシゴシこすり洗いをしたり、厚化粧をクレンジングでゴシゴシ落としたりすることは絶対に避けなければなりません。
(※私の過去の失態)
それでもビニール肌になってしまったときに
私のように、こすり洗いでビニール肌になる場合もあれば、人により事情は様々だと思います。
それで、うっかりビニール肌になってしまったときに。
「ビニール肌 治し方」とか「ビニール肌 対処法」とか検索枠に入力して治し方を調べると思いますが、都合良くすぐ治す方法はないことに気付きます。
それもそのはず。
そもそもビニール肌になった経緯を辿れば、ビニール肌を治すためのアプローチはただひとつしかありません。
ビニール肌を治すアプローチ
ビニール肌を治すには、
皮膚の角質層を元のように厚くすること。
つまり、皮膚の治癒力にお任せして、勝手に治していただくしか方法はない。
そう、皮膚代謝に丸投げです。
残念ながらビニール肌を治すための薬は存在しない
皮膚代謝(ターンオーバー)を促して、角質層を分厚くするような薬はありません。
えっ?ピーリング剤は??
って思ったかもしれませんが、ピーリング剤の用途は「角質を剥がすだけ」なので、角質層を厚くする効果は期待できません。
一般的に「ターンオーバーを促すために使う」とも言われていますが、逆に無理に皮膚代謝を促したことで未熟な角質が作られることに繋がり、なおさら薄肌になる可能性もある。
更にビニール肌は皮膚の不全角化という問題もある。
ビニール肌は疾患ではなく「肌の状態」を指す
ビニール肌は皮膚の角質層が薄くなった状態のことであり、疾患ではないので、医療では対処できないと考えます。
皮膚炎などで処方された軟膏を長期使用していてビニール肌になってしまったという場合も、それは単に薬剤性のビニール肌状態であって、皮膚疾患とは言えない。
「悪い肌状態」を治すのに近道はない
ひたすら、じっと我慢の子。
延々、皮膚代謝が繰り返されて正常な角質層が育つのを待つしかありませんが、ここで苛立っても仕方ないので気楽にいくしかありません。
自分の場合、ここまで長くかかるものとは想像もしなかったので、途中かなり苛々したこともありましたけど(笑)
回復はゆっくりだけど、それでも待てば確実に角質が再生してくれる
角質を育て始めてから2年9ヶ月。
本当にすこしず〜つですが、角質が育ってきています。
時間は長くかかるけれど、人体の修復力には驚かされますね。
皮膚の自然治癒力は偉大です。
おわりに
ビニール肌になってしまって、これまで幾度も後悔、反省しました。
今となっては、失敗から自分を省みる良い機会だったと考えています。