「シンプルケア」よりも「なにもしないケア」。私のビニール汚肌が生き生き育つための必須ケアでした

今回はスキンケアについて。


過去、自分の肌の状態に満足できず、「一体、何が悪いのか?」と原因を探し始め、基礎化粧品類に配合される成分や添加物についてとことん調べるようになり…。
そこから、スキンケア方法をどんどんシンプルに変えていきました。

でも、どんなにシンプルなスキンケアに変えても、やっぱり自分の納得のいく肌状態にはなれなかった。

それもそのはず。
当時は大事な見落としをしていました。

その「見落としていたこと」を、
究極のシンプルケアである完全水洗顔を3年以上続けてきて、今更ながら噛み締めています。


シンプルを通り越して「スキンケアはしない」ことが最も効果的なスキンケア。

「スキンケアはしない」スキンケアとは?

  • 基礎化粧品類を何も使わない
  • 皮膚保護剤(ワセリン)は使わない
  • 石けんを使わない
  • 浄水した水(塩素を含まない)で顔を洗う
  • 洗顔後は、何も手をかけず放置

ほんとになにもしない。

この肌ケアに行き着いたきっかけは、顔面の皮膚炎の慢性化です。

5年前(2013年)からその兆候は出ていたのですが、今から4年以上前、顔の皮膚ほぼ全域がビニール肌となり、そこから難治性の皮膚炎(脂漏性皮膚炎)を発症してしまいました。

原因は、悪しき自己流肌ケア

でも、
気付いたときには時既に遅し。

すべての基礎化粧品類中止、その7ヶ月後に石けん使用を中止して完全水洗顔に切り替えたものの、それで炎症が沈下するどころか皮膚炎は悪化、ひたすらに悪化…。
(それこそ地獄のような)
当時は肌が壊滅的に崩壊していたため、皮膚の修復能レベルが低過ぎた模様です。(~_~;)

結局、完全水洗顔開始から丸2年は皮膚炎を繰り返す日々でした。
水洗顔継続2年半を過ぎてから、ようやく肌が落ち着き始めたという具合です。

とはいえ、
水洗顔歴は3年2ヶ月経った今でも「皮膚炎が完全に治っていない」ので、ビニール肌改善実験に終わりはないのですけど。(^_^;)

極薄ビニール肌+水洗顔=地獄の日々

上記の通り、
私が完全水洗顔を開始して2年間は炎症が暴走して手に負えず、まぁ大変だったので、
うちのブログの過去記事を読んでしまったら「水洗顔コワイ」という印象を受けるのかもしれません。

それはごもっともでございます。私も普通に怖いって思うわ。(笑)

肌が壊滅的に薄くなったビニール肌状態で始める水洗顔はコワイと思います。

だって、2年間に渡る炎症祭期間があるなんて!
考えただけでキツイ!

…などと言っている私が地獄の2年間をやり過ごしたのは、「そんなに長い期間、炎症が続くはずがないと思っていた」ことと「それ以外の方法でビニール肌を根治させる方法がなかった」ことが理由です。

誤算と諦め。

「よりシンプルに」ではなく「なにもしない」が自分の肌に合っていた

シンプルスキンケアを通り越した究極シンプルケア「完全水洗顔」を続けて3年2ヶ月。
最低限の基礎化粧品を使うシンプルケアを始めた頃よりも、「なにもしない」を貫いている今のほうが、肌は生き生きとしているように見えます。

自分の汚肌がこんなにさらさらな肌になれるなんて、4年前には想像もつかなかった。
(当時は脂浮きも酷く、皮脂分泌が活発で肌が皮脂でベタベタしていました)

地獄の日々を通り越して「なにもしない」ケアで得られるものは大きかったです。
皮膚修復能力が高いもっと若い時期に気づきたかったなぁ。

自分の肌へ「ごめんなさい」

遠い過去に、「肌は自分の手でケアをするもの」だと勝手に思い込んで、いらんことばかりしてしまって
本当に申し訳ございませんでした、お肌様。


「スキンケアなんて、そんな余計なことしなくて良いんだよ」
という、お肌様の声(ある意味、悲鳴とも言える)に気付くのが遅すぎました。

大反省。


でも、今は実験として「ばんのう酵母くん」を使っていること、これは使い始めた手前、最後まで使い切らせてください、申し訳ない。


参考:現在のスキンケア方法など

「肌荒れ改善」のヒントにお役立てください。


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