どうせなら腹筋を割りたい。
体調不良をすこしでも改善したくて体力作りに励む中、何を血迷ったか武道を習うことにしたのですが。
これが面白いもので、一度、運動を習慣付けると、「更に上」を目指すようになるみたいです。
人間って欲深い!(笑)
たとえるなら、
「ちょっと体調がよくなったから、もっと体調をよくしたい」
「ちょっとお肌の調子がよくなったから、もっとお肌を綺麗にしたい」
「これができるようになったから、次はあれもできるようになりたい」
……などというように。
そういう経験、ありませんか?
そんな理由で、今回は筋トレの本を読んでみることにしました。
『2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ』
もちろん、「短期間でどうにかしよう」とか軽く考えて手に取ったわけではありません。
(これまでにも筋トレを続けてみたこともありますが、やり方が悪くて充分な効果が得られなかったんですよね…)
自分が何度も失敗していることを反省して、筋トレの真剣な取り組み方というものを見てみたかったんですよ。
私はwomanなので、腹を鬼割る必要性はないのですが、本を読んでみて、「何事もやはり本人の心意気次第だな」と思いました。
意外にも、本文中で印象的だった部分は最後の……
「腹筋を鍛える」のが目的の本なのですけど、印象強く残るところは最後の「おわりに」のページに書かれていたことなんですよ。
「心が変わらなければ身体は決して変わらない」
トップアスリートやボディビルダーが、かなりキツいトレーニングであっても逃げ出さずに取り組むことができるのは、それを越えた先にこそ、自分が望む成長という名の報酬があるからです。
(中略)
悪循環を断つためには、行動―報酬の体系を新たに構築していく以外にありません。
新たな行動―報酬とは「筋肉を鍛えると、身体が変わる」です。
岡田 隆氏著「2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ」より
甘いものは、確かに美味しい。
けれども筋肉を鍛えることで得られる喜びは、その比ではありません。
喜びを知れば、何かを我慢するのではなくて、不要に感じて切り捨てることができるからです。
岡田 隆氏著「2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ」より
「成長」という喜びは、ほんのいっとき得られる幸福感よりも何倍も大きいもの。
自分を追い込んで得られた成長(変化)は、多大な労力を注ぎ込んだ分、自分にとっての価値が大きくなります。
これを肌にたとえるなら……
「肌が綺麗になる」と体感的に理解できれば、高価な基礎化粧品もファンデなどの化粧品すら「不要」とみなして切り捨てられる。
ほんのいっとき得られる「仮の美しさ」よりも、「本物の美しさ」を知ることができるから。
私も肌荒れに悩みながら試行錯誤してきた分、今の肌の状態に到達できたことが何より嬉しく思います。
人一倍長い時間がかかったし、本当に大変だったけど、無理にでもやってきてよかった。
とは言え、まだまだ途中なんですけどね。
終着点(美肌)まで先は長い……。
それで実際、筋トレはどうなったん??
実は、ちょっとまだやり切れてません。(汗)
武道の関係上、腹よりまず足腰を安定させることを優先しているので、足腰のトレーニングばかりやってます。
でも、上半身を固定するためには腰周りの筋肉も必要不可欠になるので、これから腹筋トレも真面目にやるつもりです……。
あれもこれもやることいっぱい。
余談:「植物性乳酸菌」の効果にあやかりたい
米ぬかで乳酸菌培養液を作って、植物性乳酸菌を摂取して美肌を目指そう!という試みにどっぷり浸かってます。
現時点でまだ効果はわかりません。